今学期は
09/04/24 02:14
日本映画をがっちょり見せまくる授業をしている。
学生の中に最近のJホラーあたりを含めて私の百倍ぐらい日本映画を見ている
哲学の教授がニコニコ座っていたりして
邦画そっちのけでアチョー方面ばかり見て来た私にとっては冷や汗ものなのであるが
食うためには何でもやるのである。
ただ困ったのは、
「いい映画」「教室で見せて大丈夫」「まともな英語字幕付き」
の三条件を満たす日本映画はほんの一握りだということ。
たとえば数年前に「こんなこともあろうかと」
一枚五ドルの安売りで買いまくっておいた香港製クロサワDVDは
英語も日本語も不自由なそのへんの語学学校の兄ちゃんが
中国語からの重訳で英語字幕を作っていて、
その結果全編が
“All your base are belong to us.” レベルの
怪しい名台詞に満ちあふれたバカ映画と化しており、
とても授業で見せられたものではない。

「俺の名は室戸半兵衛」と言ったのに!仲代達矢も目ぇ剥く香港クォリティ。
ちなみに発売元は、香港映画好きなら誰でもお世話になっている
Mei Ah Entertainment こと美亜娯楽だ。
やはり私のような泥縄型の人間が
柄にもなく「こんなこともあろうかと」などと考えたのが
そもそもの間違いなのだろう。
そんなこんなで大変な四ヶ月だったが、
最後の映画は三船敏郎&岡本喜八の「赤毛」(1969)。
上の三条件を満たしている上に、
日本でも半ば忘れられた映画のようだ。
プリンス・エドワード島を
ちょうど同時代の日本の幕末に移して翻案するという
「ジャズ大名」の岡本喜八らしい斬新な企画だが、
やはり大スター三船敏郎が、
いかにも偽物臭いヅラをかぶってアン・シャーリーを熱演する姿は、
当時の日本人にとって「見なかったことにしたい」ものだったのだろう。
おそらく「るろうに剣心」の元ネタになった作品の一つなので、
ケンシンが大好きなOtakuのみなさんも大喜びである。
学生の中に最近のJホラーあたりを含めて私の百倍ぐらい日本映画を見ている
哲学の教授がニコニコ座っていたりして
邦画そっちのけでアチョー方面ばかり見て来た私にとっては冷や汗ものなのであるが
食うためには何でもやるのである。
ただ困ったのは、
「いい映画」「教室で見せて大丈夫」「まともな英語字幕付き」
の三条件を満たす日本映画はほんの一握りだということ。
たとえば数年前に「こんなこともあろうかと」
一枚五ドルの安売りで買いまくっておいた香港製クロサワDVDは
英語も日本語も不自由なそのへんの語学学校の兄ちゃんが
中国語からの重訳で英語字幕を作っていて、
その結果全編が
“All your base are belong to us.” レベルの
怪しい名台詞に満ちあふれたバカ映画と化しており、
とても授業で見せられたものではない。

「俺の名は室戸半兵衛」と言ったのに!仲代達矢も目ぇ剥く香港クォリティ。
ちなみに発売元は、香港映画好きなら誰でもお世話になっている
Mei Ah Entertainment こと美亜娯楽だ。
やはり私のような泥縄型の人間が
柄にもなく「こんなこともあろうかと」などと考えたのが
そもそもの間違いなのだろう。
そんなこんなで大変な四ヶ月だったが、
最後の映画は三船敏郎&岡本喜八の「赤毛」(1969)。
上の三条件を満たしている上に、
日本でも半ば忘れられた映画のようだ。
プリンス・エドワード島を
ちょうど同時代の日本の幕末に移して翻案するという
「ジャズ大名」の岡本喜八らしい斬新な企画だが、
やはり大スター三船敏郎が、
いかにも偽物臭いヅラをかぶってアン・シャーリーを熱演する姿は、
当時の日本人にとって「見なかったことにしたい」ものだったのだろう。
おそらく「るろうに剣心」の元ネタになった作品の一つなので、
ケンシンが大好きなOtakuのみなさんも大喜びである。